選挙絡みの大量殺人で前知事を訴追 フィリピン司法省

2010.02.09 Web posted at:  17:57  JST Updated - CNN
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選挙絡みの大量殺人で前知事を訴追 フィリピン司法省

(CNN) フィリピン南部ミンダナオ島のマギンダナオ州で昨年11月、政争に絡み地元政治家の親族や報道関係者など57人が殺害された事件で、同国司法省は9日、同州のアンダル・アンパトゥアン前知事ら197人を殺人などの容疑で訴追したと発表した。

この事件では11月23日、州知事選に立候補しようとしていた地元政治家の妻や姉妹などが惨殺され、報道関係者30人も殺害された。この政治家は事件前、アンパトゥアン前知事の関係者から脅迫状が届き、立候補を届け出れば拉致すると脅されたと話していた。

これまでにアンパトゥアン前知事の息子が殺人の罪で訴追されたが、事件について調べていた司法省の委員会は、警察や軍も絡んだ計画的な犯行だったと断定。 国営フィリピン通信(PNA)によれば、同委員会は事件前後の状況から判断して、前知事と息子らが実行犯と共謀したとの結論に至った。当局は容疑者全員の 拘束を勧告している。
http://www.cnn.co.jp/world/CNN201002090022.html

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