新型インフルエンザ：感染家族３人、濃厚接触者２０人−−岡崎市 ／愛知

◇８人と連絡つかず
　岡崎市は１６日、新型インフルエンザに感染した家族３人の濃厚接触者は２０人と発表した。このうち連絡がついた１２人には現時点で症状は出ていないといい、予防的に治療薬「タミフル」を処方した。８人とは連絡がついていない。

　市によると、感染したのは市内在住の２０代の夫と３０代の妻、１歳半の長男。フィリピン・マニラから今月８日に帰国した妻は、市内のパブで働いている。濃厚接触者は、妻の発熱前日の１３日にパブで働いていた８人と、来店した客１２人。

　連絡がついていない８人はいずれも客で、店の常連という。パブは１７日まで自主的に休業しており、市は２０日までの営業自粛を要請する方針。

　妻は８日のフィリピン航空４３８便の「２１Ｆ」席に座っていた。この便には、新型インフルエンザに感染した名古屋市の２０代の男性も搭乗していた。２人に面識はなく、座席も離れていた。【中村宰和】
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20090617ddlk23040293000c.html
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