大阪拘置所:看守がトイレの水44回流し被告の睡眠妨害

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090711k0000m040063000c.html

 大阪拘置所は10日、保護室前のトイレの水を夕方から未明にかけ44回も繰り返し流し、室内の30代の男性被告の睡眠を妨害したとして、29歳と 25歳の男性看守2人を特別公務員暴行陵虐容疑で大阪地検に書類送検した。同日付で、それぞれ減給5分の1(3カ月)と同10分の1(1カ月)の懲戒処分 にした。

 拘置所によると、29歳看守は08年11月29日夕方から翌30日未明の約14時間に計39回、トイレの水を流し、被告の睡眠を妨害。看守交代の際、「お前も寝かせんでええからな」と指示を受けた25歳看守は未明の約30分間に5回水を流したという。

 29歳看守は「(被告の)反省していない言動に腹が立った」と話しているという。被告は11月28日から保護室に収容されていた。【林田七恵】


毎日新聞 2009年7月10日 20時19分


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