新型インフル 初の外国人説明会

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gifu/news/20091120-OYT8T01464.htm


県は20日、美濃加茂市の県可茂総合庁舎で、県内在住の外国人を対象にした新型インフルエンザの説明会を開催した。県内で外国人対象の説明会が開かれるのは初めて。
県内にはブラジル、中国、フィリピン国籍など4万人以上の外国人が住んでいる。県によると、参加者の多くはあいさつ程度の日本語は理解できるが、 ワクチン接種や健康相談などの専門用語が理解できない人が多いという。県はこれまで、県のホームページ(HP)で感染予防法や相談窓口などの情報を掲載し 注意喚起してきたが、HP自体を知らない人も多く、情報が十分に伝わっていないことから説明会を開催した。
この日はポルトガル語、中国語、タガログ語の通訳3人が同席。講師を務めた県中濃保健所健康増進課の末松満智子さん(49)の説明を各国語で同時 通訳すると、参加者たちは納得した様子でうなずいていた。参加したブラジル国籍の女性(24)は「ポルトガル語の通訳のおかげで診察方法などがよく理解で きた」と話していた。
県は24日午後7時から、大垣市の県西濃総合庁舎で同様の説明会を開催する。
2009年11月21日  読売新聞)

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