覚せい剤密輸で懲役9年…無罪主張の裁判員裁判

ttp://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100118-OYT1T01070.htm

覚せい剤約1・9キロをスーツケースの二重底に隠し、マレーシアから成田空港に持ち込んだとして覚せい剤取締法違反(営利目的密輸)などに問われ たフィリピン国籍の神奈川県座間市、無職パークス・レメディオス・ピノ被告(43)の裁判員裁判の判決が18日、千葉地裁であった。



被告は無罪を主張していたが、根本渉裁判長は懲役9年、罰金400万円(求刑・懲役13年、罰金700万円)を言い渡した。
公判で、被告は「薬物とは知らなかった。ダイヤモンドだと思っていた」とした。判決では、被告が税関検査でダイヤモンドの密輸だったと訴えなかったことなどから、違法薬物と認識していたと判断した。
判決後の記者会見には、裁判員を務めた男性3人が出席。40歳代の男性は「物証が乏しく、わかりにくかった」、30歳代の男性は「一つ一つ話し合って結論に達した」と話した。
千葉地裁では18日、この事件を含めて計5件の裁判員裁判が開かれた。
(2010年1月18日20時18分  読売新聞)

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